妄想中に邪魔すれば頭かち割るぞ

「出張が増えた理由は、浮気でしょ!」嗚呼、ごめん。俺が悪かった。全部謝る、許して!ほれ女房が好きな、ネコサンにゃーにゃー!

沢山ぬいぐるみとチョコレート、幾ら位だろ…2、4、5…5万円分。沢山買ってきたぞ。「ばーか、んな金あれば私へ頂戴!馬鹿たれ」

ぶーぶー、沢山あんのに、ほらブチ猫ゴロベェが、亭主を許せと言う。「なに寝言ぬかしやがる!大体、男がそんな真似は…」

ん?要らねぇなら、自分が全部貰うぞ?えーんか?おめぇさ好きな動物。

「くっ…離せ!猫に罪は無い。むさい巨体マッチョ男に引き取る位なら、私が全部引き取る。有難う。出張を止めろよ」嗚呼、分かった。

「大丈夫か?囚人番号さんよ」お?邪魔すんなや。今、妄想中さ。邪魔すれば頭かち割る。

「へーへー、おー恐。お邪魔虫は引っ込むよ。何が妄想だ真実じゃん」ほざけ、自分の自由に考えを巡らせ、悪い事は一切ありません。